八ヶ岳 小渕沢 ペンションうおっちんぐの山情報・白駒池から高見石、中山、にゅう

八ヶ岳を歩く

高見石(2249m)・中山(2496m)・にゅう(2352m)    2006年9月28日

GPSによるルートの軌跡
一昨年と同じ日に白駒池を訪ねた。同じように紅葉の盛りかと思ったが、残念ながら今年は始まったばかりで遅れているようだ。しかし確り鮮やかな彩りを見せる木もあり、また訪れる人も少なく、静かな紅葉狩りが楽しめる。高見石、と にゅう、から俯瞰した白駒池もまた格別だ。

茅野方面から国道299号線を行くと、麦草峠の先に広い駐車場がある。管理人がいるのは8時頃からなので、その時間以前に駐車する場合は、下山後に支払えば良い。普通車500円、ゲートは開いている。

道路をはさんで反対側に白駒池への入口がある。
歩き始めるとすぐに右へ麦草ヒュッテへの道を分ける。駐車場から10分足らずで十字路に出る。直進は白駒池、左は青苔荘、高見石は右に行く。

登山道は道幅は広くゆるやかだ。
樹林帯の中を登ってゆくと、T字路に出る。白駒峠だ。右は丸山への道、高見石は左へ行く。すぐに右から渋の湯からの道を合わせると間もなく高見石小屋に着く。
小屋の裏手にある高見石は、大岩塊が重なり合った岩峰だ。丸山の溶岩によって形造られた。

その頂きから俯瞰する樹海の中に浮かぶ白駒池の眺めは素晴らしい。紅葉の時期が少し早かったのが残念だ。ここまで登って白駒池周辺の紅葉を楽しむ事をお勧めする。もちろんそれなりの装備は必要だ。
眼下には赤い屋根の高見石小屋、遠く中央アルプスが望める。

端正な円錐形の丸山。そこから流れ出た溶岩の上に今立っている。
浅間山が雲に浮かんで見える。

小屋へ戻り中山を目指す。小屋を背に左は白駒池湖畔へ下る道で、中山へは右に行く。
いったん下り中山への登りになる。苔むすシラビソの森の中の長い登りだ。少々飽きてきた頃、ハクサンシャクナゲ、とハイマツが現れる。中山の展望台は近い。

登りついたところは、ハイマツと岩塊におおわれた広々としたところで、素晴らしい眺めが楽しめる。


 ←蓼科山、北横岳




            天狗岳→
展望台から数分で中山山頂に着く。樹林におおわれ展望は望めない。

すぐ先から巨岩の重なる急斜面を下ることになるが、ここからは硫黄岳、天狗岳はもちろん遠く金峰山や秩父の山々が望める。
眼下の樹海の中に飛び出たところがあり、これがこれから登るにゅうの頂だ。


岩がごろごろした急斜面を下り、樹林帯に入ると平坦に近くなる。
やがて分岐点が現れる。直進すれば中山峠、天狗岳方面、左はがにゅう方面だ。

木の根が張り出し、岩がごろごろした悪路だ。時々右側が切れ落ちた縁を通って行く。
やがて前方に、にゅうが姿を現す。基部から山頂まではわずかだ。


山頂は巨岩が積み重なった頂きだ。
火山台地の樹海の中に青く水をたたえた白駒池、その周囲は赤く染められつつある。その奥には北八ヶ岳の山々。見飽きることの無いこの風景は、八ヶ岳の中でも屈指のビューポイントだ。紅葉真っ盛りの時はどんなに素晴らしいことか。
目を転じれば荒々しい山々が目に入る。硫黄岳の爆裂火口の大崩壊、天狗岳の東側の崩落、山体がずり落ちたとされる稲子岳。八ヶ岳の生い立ちを見ることが出来るのも魅力だ。至福の一時を過ごし下山を開始。
木の根と岩に悩まされながら下ってゆくと、稲子湯への道が右へ分岐している。更に下るとT字路になり、右は稲子湯へ下る道だ。左に行く。
一部を除いて相変わらず歩きにくい道が続く。


湿地帯には木が置かれ、木道が取り付けられている。
湖畔に着くと木道は左右に分かれ、左は白駒荘から駐車場、右は青苔荘を通って駐車場へ行く。右に行く。

湖畔では紅葉が始まっていた。
途中に東屋があり、ここから八千穂高原への道が伸びている。


        カエデの黄葉→
青苔荘の前で道は二分するが、再び湖畔に出る道を行く。

湖畔ではサラサドウダンが真っ赤に紅葉していた。上から見て目立ったところはここだったのか。
湖畔でしばし景色を楽しみ、駐車場へ戻った。待っていたのは500円の支払いだった。今日も山に感謝!


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